なぜ朝が苦手な人が存在するのか
程度の差はあれ、やはり朝が苦手、という人はいます。
その原因となる人は「副交感神経が優位な人」と「セロトニンが少ない人」です。
この二つに該当する人というのは
・昼間の活動量が少ない
・ストレスに弱い
・低血圧
などの特徴があります。
「昼間の活動量が少ない」とどうしても夜眠くなるのが遅くなってしまいます。
これは単に体が疲れるから、というだけでなく自律神経も関係しています。
運動をした後は心臓がドクドクいって鼓動が早くなりますが、これは交感神経が活発になるためです。
睡眠時は副交感神経が活発になりますが、日中よく活動して交感神経を使っていると夜には交感神経が疲れて副交感神経が活発になってぐっすろ眠れます。
逆に活動量が少ないと、日中は副交感神経が活発になり、夜にむしろ交感神経が活発になる夜型生活になってしまいします。
十分な睡眠時間を確保する
朝起きるのが苦手で億劫だという人も多いと思いますが、そんな人でも休日にいつまでも寝ていていいという状況であったら目覚めた時、すっ、と起きるのは苦ではないでしょう。
つまり、朝起きられない人の中には単純に睡眠時間が少ない人がいるのです。
ショートスリーパーという例もありますが、ショートスリーパーは後天的になれるものではなく、遺伝的にそういう体質であるというのが現在の医学的な解釈になっています。
普通の人は睡眠時間を削れば削るほど、負債としてたまっていき、健康を損ねるだけです。
寝すぎると時間を損した気になる人もいるかもしれませんが、睡眠不足はその分だけ日中の集中力が落ちたり、健康を損ねたりするため、実際には寝ない方が損です。
起きた後、何をするか具体的に決めておく
朝起きるのが苦手な人の中には平日の学校や会社がある日は朝がつらく、休日は同じくらいしか寝ていないのにスッと起きられるという人も多いと思います。
早起きしにくい季節
やはり寒い時期は布団から出にくくて起きにくい人が多いようです。
夜型になってしまう原因と改善方法
夜型になってしまうのは自律神経の問題です。
寝る時は副交感神経が優位になりますが、夜型の人は昼間に副交感神経が優位なため、日中に元気がなく、夜になるほど交感神経が活発になってきて、会社や学校が終わってから元気になってくるため、夜もよく眠れません。
朝起きたら太陽光を浴びて体内時計をリセット
朝は起きてから体内時計が始まり夜同じように眠くなると思っている人もいるかもしれませんが、頭ではそう思っていても、体は太陽光を浴びてから体内時計をスタートします。
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早起きのメリットを知る
1.気分がいい
ただの精神的な事だけでなく、太陽光を浴びる事は精神を安定させる脳内物質セロトニンの分泌を促してくれるため、早起きしてより太陽光を浴びる時間を増やすと気分がよくなります。
2.時間を有効に使える
夜と違ってテレビや飲み会などに時間をとられにくい朝は自分のために時間を使うため計画を立てやすくなります。
3.規則正しい生活になる
朝早く起きる習慣をつける事で、自然と寝る時間、起きる時間が一定になり規則正しい生活が送れるようになり、結果的に健康にもなれます。
早寝の裏技
人間は起きてから15時間以降に眠くなるようになっているため、早寝早起きをしようとしてもその日起きた時間が遅ければなかなか寝付けないものです。
ですが、毎日コーヒーを飲んでいる人はその日コーヒーをやめてみてください。
カフェイン不足で頭がボーッとしてその日だけは早く寝つけます。
ただ、日中も頭がボ~っとしたり頭痛があったりするため注意してください。
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