鳥山明
漫画界ではワンピースの作者に並ぶ知名度と売り上げを誇る漫画家です。
それゆえ、画力が高いとされる漫画家に名前が上がるのは知名度的に当然であるとも思います。
ただ、自分が鳥山明のすごいと思うのはドラゴンボールの連載を週刊連載であるにもかかわらずアシスタント一人のみで続けていたという事です。
普通漫画の週刊連載というと漫画を描くだけでなく話を考える時間に編集との打ち合わせ、ネーム作成とあって何を描くかが詳細に決まってから描き始められるため、一週間のうち19ページを3日ほどで描き切らないといけないんですね、だからみんな徹夜してたりするのでしょうね
ただ、鳥山明はネーム(下書きのようなもの)を描かなかったそうなので、その分の余裕はあったかもしれませんが、それでもアナログ作画では驚異的なスピードで描いていた事でしょう。
速く描くという事はそれだけ作画が荒れやすいということで、それでも画力を評価されるのはそれだけ画力が高いと言ってもいいでしょう
また、週間連載では漫画家本人は背景をほとんど描かない(描いてる時間がない)事からドラゴンボールは背景コマが少ない(ナッパとかに街をふきとばさせて省略させたという話も・・・)にも関わらず非常に分かりやすい読みやすい漫画としても有名で、そういった技術も非常に高いのでしょう
あとは、漫画の他にドラゴンクエストなどのキャラクターデザインもしていて、カラーの絵も非常に評価が高いようですね。
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村田雄介
ワンパンマンで有名な漫画家です。
その前にもアイシールドで長期連載してるみたいですね。
ワンパンマンの絵は・・・とても迫力がありますね。
キャラクターも少年漫画らしくデフォルメしてあるのに筋肉や服のしわがリアルに描きこまれていてぱっと見てうまいのがわかります。
画力自体は鳥山明より上なんじゃないかと思いますが、ワンパンマンはネットで火がついた作品だけあってデジタル技術を多用しているでしょうからそれよってあそこまでの書き込みと迫力を表現できているのでしょうね
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小畑健
作画担当の漫画家なので上手いのは当たり前なのですが、その中でも特に上手いといわれているのが小畑健です。
デスノートやバクマンが有名ですね。
バクマンで上手いと思ったのが、スクリーントーン(グレー色)をほとんど使わないのに十分に立体的な絵を描いているという事です。
スクリーントーンを使わない事で、作画時間が減るだけでなく、勝負絵でスクリーントーンを使った時、対比が出しやすいなどのメリットがあると思います。
あとは動きの表現もうまいと思いました。
バクマンなんかは基本日常の漫画なので、ドラゴンボールやワンパンマンなどより動きが地味ですが、擬音や効果線の使い方がうまいので、動きが多く見えて楽しく読めますね。
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井上雄彦
「スラムダンク」の作者です。
リアル系の絵で非常にうまいですね。
漫画家になる前からうまいと言われていたそうで、ジャンプに持ち込みをした時も非常に絵がうまかったとテレビで編集者が言っていました。
そんな感じで若い頃から画力が高かったようなので、バカボンドの頃には芸術的にうまくなっていますね。
r18漫画家のほぼ全員
R指定18漫画は男性向け、女性向け問わず、もっとも画力を必要とするジャンルです。
これは絵で興奮できるかどうかが重要なのに加え、カラミシーンが多くなるとストーリーページが少なくなるので必然的に絵の重要性が増すので、ストーリー漫画やギャグ漫画のように絵が下手なのに売れているという漫画はほとんどないと思われます
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